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円形脱毛症

男女、年齢問わず、どんな人でもかかる可能性がある脱毛症です。 予告なしでいきなりハゲてくる、いつ、どの箇所、どのくらいの大きさ、いくつ現れるなど全く解らず、自覚症状もない脱毛症です。
円形脱毛症の脱毛の仕方は様々ですが、どのケースも、突然、大量の毛髪が抜け始め、短期間で一定の毛髪がすべて抜けてしまうという共通点があります。
なのでＡＧＡ-男性型脱毛症（女性の薄毛）より重大な心理的影響を引き起こしてしまうことがあります。 ＡＧＡ-男性型脱毛症（女性の薄毛）には、ある程度前触れがあるので、心の準備ができますが、円形脱毛症の場合は、心の準備する期間が全くありません。 鏡を見て昨日までなかったハゲを見つけたり、床屋や美容院で見つけられたりが多いので、当人でなければ、その恥ずかしさ、恐ろしさ、心理的な動揺は理解できません。

円形脱毛症は、以前にはストレスが原因と言われ、責任感が強く、緊張が極度に達した人に多く見られます。 しかし、最近は、赤ちゃんから小学生あたりまでの子供にも多く、アトピーや花粉、アレルギーなどが関係した円形脱毛症も多くなりました。
単純にストレスが原因とは決めつけられなくなりました。
実際に円形脱毛症にかかった人たちの中には、複雑な人間関係や多忙、生活環境の変化など、ストレス説を裏づけるような出来事を経験している人も少なくありません。しかし現代社会では、誰しもストレスは抱えてますので、それを円形脱毛症の原因にこじつけてた面もあったようです。
今では、円形脱毛症は免疫システムの暴走によって引き起こされる自己免疫疾患の一種で、毛母細胞が攻撃を受けたため発生するという説が有力になってます。 免疫は、雑菌やウィルスから身体を守るためのシステムですが、その免疫システムが毛球を攻撃してしまうと円形脱毛症になるということです。
軽症の場合は、免疫システムが毛母細胞を攻撃するのを自然に止めてしまいます。 そのような時は、頭皮を刺激したり、血行促進の育毛剤を使用することで、回復が早まってくることがあります。
ある期間を過ぎると、免疫システムは毛母細胞を攻撃するのを忘れてしまうみたいですが、なぜ攻撃を止めるのか？未だに解っていません。

円形脱毛症の改善に見られる細い毛が生えてきた時に、頭皮マッサージなどの血行促進で回復のスピードがかなり変わってきます。