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脱毛、薄毛の原因・誘因

脱毛の原因・誘因の理由にはいろいろありますが、基本的には毛髪を作る毛乳頭や毛母細胞の働きに何かの異変が起こったことによります。
しかし、本当の理由は医学的にも完全に解明されていないのが現状です。
「遺伝だからしょうがない」と軽視する風潮さえありますが、一方で分子生理学、生物化学、免疫学などの研究の進歩により、脱毛症の原因究明と治療法にも少しずつ光が見え始めてきました。
脱毛、薄毛の原因・誘因を大きく分けると、遺伝的要素、食生活のアンバランス、精神的なアンバランス、健康上の問題、間違った手入れなど挙げられます。



遺伝的要素

ヒトが受精後、2〜3ヶ月すると、皮膚が変化して毛包が作られ始め、黒髪なのか金髪なのか、直毛なのか癖毛なのか、その寿命はなど、毛髪に関する親の遺伝子を全部受け継いで毛母細胞ができ、細胞分裂を繰り返し、毛髪が作られます。ハゲそのものの遺伝子は、まだ見つかっていませんが男性型脱毛症の場合、親から受け継いだハゲの遺伝因子は、男性も女性も平等に遺伝します。この因子が一つもなければ男女ともにハゲにならず、一つの場合、男性はハゲになるが、女性はハゲにならず、二つあると男性も女性もハゲてしまうという報告があります。ただし女性の場合は男性のような症状ではなく「薄毛」の状態になってくると言います。
これをいろいろ組み合わせてみると、男性は71〜75%、女性は25%〜29%の割合でハゲになりやすい遺伝子体質を受け継いでいることになります。



食生活のアンバランス

健康な毛髪を作るためには、まず、健康な身体作りが基本で、生活習慣病を起こすような食生活は禁物です。脂っこい肉食の食事は血中のコレステロール濃度を高め、毛乳頭にスムーズに栄養を行き渡りにくくし、皮脂の分泌を多くして、脂漏性脱毛の原因になってしまいます。
また、毛髪はケラチンという硬いタンパク質でできており、常に良質なタンパク質の摂取が健康な毛髪を作るための基本と言えます。
ビタミンAが不足すると皮脂の分泌が減ったり、汗腺の働きが衰えて角質層が厚くなります。ビタミンB6が不足すると、皮脂の分泌が多くなって脂漏性皮膚炎を引き起こすことがあります。動物性食品の多い酸性食品と、植物性食品に多いアルカリ性食品や、ビタミン、ミネラルなど、食事全体の栄養バランスを考えて食べることが大切です。



精神的なアンバランス

自律神経は私たちの意思に関係なく働いている神経で、その中枢はホルモンの場合と同じく間脳の視床下部というところにあり、ここから出た神経細胞は交感神経と副交感神経となって、内臓のいろいろな器官や分泌腺などに分布しています。
交感神経が刺激されると、皮膚からはエネルギーが発散されて身体の活動が活発になり、発汗の促進、立毛筋の収縮、血管の収縮など起こり、副交感神経が刺激されると、この反対の状態になってエネルギーが蓄積されるようになり、身体の修復や疲労の回復がもたらされます。
イライラや心配事が多いと、ストレスにより皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌が増加したり、自律神経が正常に作用しなくなったりしてきます。すると、ストレスに対抗するためにカテコラミンという物質が分泌され、血管が収縮しやすくなります。また交感神経の緊張から胃腸障害を起こすようになり、栄養不足からの脱毛も多くなってきます。
交感神経と副交感神経はまったく逆の作用を持っていて、これらの神経系がその時々に応じて車のアクセルとブレーキの役目をして、順調な生命活動をもたらしています。しかしストレス状態が過度に続くと、交感神経のみが働いたり、バランスが崩れて両方が働いたり、あるいは働かなくなったりして自律機能の失調が起こり、様々な身体の不調を来すことがあります。



健康上の問題

胃腸の消化吸収をよくしておくことが大切です。肩こりは頭皮への血行を悪くするので、早めにマッサージなのでほぐすようにしましょう。



間違った手入れ

ヘアケアやスタイリングでは、シャンプー剤やリンス剤、整髪料、パーマ剤、染毛剤などの成分が頭皮に残ると皮膚を刺激することがあります。
肌質に合ってない合成界面活性剤や殺菌剤などが多量に含まれているシャンプー剤の使用や、すすぎが不十分などから抜け毛が増えることがあります。
また、ブラッシングで発生する静電気や、ポニーテールなど髪を引っ張るヘアスタイルによって、毛乳頭組織周辺に軽い炎症が起こります。その積み重ねで組織の老化が早まり、牽引性の脱毛が起こることもあります。
その他、パーマ剤や染毛剤などに含まれるチオグリコール酸やジアミン、アルカリなどが付着すると、頭皮や髪が荒れたり、脱毛や切れ毛の原因になることもあります。



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